現代医療への暴言極言迷言

 医者の常識に囚われないための「なぜ」

        ごま書房新社刊・関口潤一著

 
 
 
  
  プロローグ        
 皆さんに質問します。
 (骨には神経があるでしょうか)
 さらにもっと直接的にお聞きします。
 (骨は痛みを感じるでしょうか)
 わたしは、現代医学を勉強したことも、深く探求したこともありません。まして、整形外科などに専門的な知識もありません。しいて言
うなら、そこを拒否するところから、生体士として関わっていこうと考えました。
 常識に囚われない、常識を鵜呑みにしない、素人の(なぜ)を大切にしてきました。そうしなければ、現代医学に置き去りにされた患者
さんの、お役にはたてないのではないかと考えたからです。
 もしかしたら、専門的に医学を勉強した人が、骨には神経があるとおっしゃられるかも知れません。骨も痛みを感じるとおっしゃるかも
知れません。ですから、わたしがこれから書こうとしていることは、暴言であり、極言であり、迷言であることを、まず、お断りいたしま
す。その上でお付き合いください。
 
 もし骨に神経があり、骨そのものが痛みを感じるのだとすれば、たとえば、骨を折ってしまった時、その骨がつながるまで、堪え難い痛
みが続くはずです。でも、ギブスをして安静にさえしていれば、痛みはそう感じません。痛みを感じるのは患部を動かしてしまった時だけ
のはず。それこそが骨には神経がない、なによりの証拠です。
 痛みに対して、現場の医療は、本当に患者さんを救っているのでしょうか。患者さんは本当に、それで満足なさっているのでしょうか。
勿論、折ってしまった骨を、簡単に、元通りに、瞬時に、回復、させることなど、誰にもできません。不可能を可能にしようというので
はありません。わたしは、痛みというものを目の当たりにした時、むしろ、違った視点、さらには違ったアプローチが必要なのではないか
と考えました。
 そしてそれは、わたし自身の経験と現場体験に裏打ちされたものであることも、会わせて申し添え、これからの論を進めます。 
 
以下目次のみのご紹介です   
 1章 痛みを考える
 
 膝痛は太り過ぎのせい?  半月板損傷  膝に水が溜まる  椎間板ヘルニア  座骨神経痛  腰痛 五十肩
 
 
 2章 女性特有の症状を考える

 最初のなぜ  膝痛  肩こり  頭痛(耳なり)  低血圧  冷え性(ほてり)  更年期障害(自律神経失調症)

 股関節脱臼  生理痛・生理不順  不妊  減量  まとめ

 

 3章 難病を考える

 風邪  高血圧  糖尿病

 

 4章 さらに難病を考える

 わたしの立場  心臓病  がん  間質性肺炎

 

 5章 どんな病気にも対応できるエクササイズ(運動)

 

 エピローグ 

 
 
 
 
 

 

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